一人でも多くの方が真のリーダーになり、多くの未来ある若者の瞳を輝かせてほしい
初めまして。私は株式会社LEIFITHの岩本和也と申します。
私は戦闘機パイロットを志し、防衛大学校から航空自衛隊へ入隊しました。操縦課程に進み訓練を開始したものの、途中で怪我により、課程のエリミネート(クビ)という形で夢を絶たれてしまいました。深い絶望に打ちひしがれる中、私を救ってくれたのは先輩パイロット、つまりリーダーからの温かい励ましでした。「パイロットを支える道もある」という言葉に背中を押され、兵器システムのプログラム管理職へと転身しました。
その後、弾道ミサイル防衛システム開発プロジェクトマネジャ-、兵器システム管理部隊指揮官、サイバーセキュリティ部門長、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)のGSOC長など、運よく国家の安全保障に関わる重要な職務を歴任することができました。
これらの経験を通じて痛感したのは、自分一人の力では限界があるということでした。そして、後輩の育成が不可欠であることを確信しました。このため、私自身がまず行ったことは、幹部自衛官の登竜門である指揮幕僚課程に合格し教育課程を修了することでした。この経験を生かし、全ての後輩達に隔てなく教育指導をボランティアで行い、結果として、多くの後輩を指揮幕僚課程に送り込むことができました。
その後、空幕教育課総括として空自全体の教育訓練を統括したのち、内外の指揮理論を再度学び直し、幹部学校の指揮教官として、様々な課程で700名以上の後輩幹部自衛官を育成しました。
50歳を過ぎた頃、大学生の息子の「公務員は民間では通用しない」という言葉に一念奮起し、民間スタートアップ企業に転職。更に複数の企業で管理職を経験しました。そこで目の当たりにしたのは、「民間のリーダーの多くが、リーダーの基本を十分に理解していない」という現実でした。
民間企業のリーダーは、基本を学び実践することで、より一層活躍できるはずです。そして、そのようなリーダーに続く若者たちが、日本の未来を担う存在として、大きく羽ばたけるようになると確信しています。
私は、空自式改に基づく、リーダーと組織の育成を通じて、日本の未来を明るくしたいと考えています。